「一生懸命作ったのに丸飲みしてしまう」「いつまでも口の中に食べ物が残っている」など、食事中の様子を見て不安を感じていませんか?
咀嚼や嚥下は、実は生まれつき備わっているものではなく、離乳食を通じて学習していく「機能」なんです!
咀嚼機能(噛む力)は「学習」して身につくもの
噛む力は成長とともに自然に完成するわけではありません。
経験の積み重ね:離乳食の進み具合に合わせて、調理形態(硬さや大きさ)や食べさせ方を変えることで、少しずつ獲得していく機能です。
歯の生え方との関係:3歳頃に奥歯が生え揃うまでは、噛む力には限界があります。その子のペースに合わせることが大切です。
発達には大きな「個人差」がある
「友達の子はもうあんなに食べているのに」と比較して焦る必要はありません。
・咀嚼能力(噛む力)の発達スピードは一人ひとり違います
・食物繊維の多いものや硬いものを噛み潰せるようになる時期も、一律ではありません
・「その子に合った形態」で与えることが、食べる楽しさを守る一番の近道です
うまくいかない時のチェックリスト
もし咀嚼・嚥下がつまずいていると感じたら、以下の点を確認してみましょう!
□ 進め方が早すぎませんか?
→発達に対して食材が硬すぎる、大きすぎる
□ 逆に遅すぎませんか?
→噛む練習が必要な時期に、ずっと柔らかい状態にしている
□ 一口の量が多すぎませんか?
→詰め込みすぎると正しく噛めません
解決へのヒント:一度「戻ってみる」勇気
3〜4歳になってもうまく噛めない、飲み込めないというケースは珍しくありません。
「やり直し」は恥ずかしくない!つまずいているポイントを見つけて、一度戻ってみてください。
基礎をしっかり固めることで結果的にスムーズな発達につながります。
大人でもそうですが、いきなり応用をやるとなるとわからないですよね?
基礎をしっかり学んだ上で応用ができるように、子どもも自分のペースで基礎を学ぶことが大切です。
おわりに
食事は毎日のことなので、つい「早く食べさせなきゃ」と焦ってしまうこともあるかもしれません。でも、お口の発達は一歩ずつ。なんせ、はじめて食事をするのですから!
ゆっくり学んで、お子さんのペースに合わせて、寄り添っていきましょう。
また、自分でもよくわからないときは、かまさんがお手伝いします(^^)
よかったら一度連絡してみてくださいね。
ありがとうございました!
参考文献:こども家庭庁「保育所における食事の提供ガイドライン」
https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/shokuji-h24-bunkatsu

